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以前積立をしていたが、現在では追加投資をしていないインデックスファンドSBI-SBI・V・全米株式ファンドの株式を売却することにした。売却を決断した理由は、他で資金が必要になったからである。
なお、SBI-SBI・V・全米株式ファンドの成績は以下の通り
私は2022年~2023年にかけて本ファンドの積立を行っていたので平均取得単価は11,203円、2024年6月21日現在の基準価額は17,836円であり、59.21%の値上がりである。なお、このファンドの運用方針は”「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」を通じてCRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指す。”となっている。CRSP USトータル・マーケット・インデックスは、米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーしており、要するに本ファンドは米国株式市場全体にマルっと投資しているのに近いファンドである。これに対してS&P 500は、市場規模、流動性、業種等を勘案して選ばれたニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場および登録されている約500銘柄を時価総額で加重平均し指数化したものである。つまりCRSP USトータルマーケット・インデックスが米国市場全体の指数であるのに対して、S&P 500の方が厳選された500銘柄に関する指数である。米国市場全体の指数でわずか数年で59.21%も値上がりしているというのは、米国経済の好調に加えて、円安の影響も大きい。
ただいかに好調な米国経済と言えどいつまでも右肩上がりの上昇を続けるわけはない。歴史を振り返ってみても何年か毎に必ず不況の波は訪れている。また6月21日時点で1ドル=158.977円となっているが今後円高にふれるリスクは割とあるとみている。今は米国経済と円安の影響から円ベースで史上最高値を更新するインデックスファンドもいつか崩れるときがくる(長期的には右肩上がりであろうが)。私は別用途で資金が必要なこともあってこのタイミングで過去に積み立てていたインデックスファンドを売却することにした。
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