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夫婦の資産形成にお勧めの手法は?
これから株式投資を考えているが、どういう銘柄・投資信託を購入するのが良いか迷っている方もおられるではないでしょうか?とりあえず有名企業の銘柄を購入する人、今後の成長を期待してスタートアップ企業の株式を購入する人等々、好みや目指すゴール次第で様々な手法があると思います。
そんな中、もし子育て中の夫婦が資産形成を目指すのであれば、私がおすすめするのは、①S&P500 or オールカントリーのインデックス投資と②日本の高配当株投資、のハイブリッド(組み合わせ)です。
夫婦の資産形成にインデックスファンドと高配当株のハイブリッドをお勧めする理由
例えば若い独身の方であれば、一発当てる目的で、スタートアップ企業にドカンと投資するのもありだと思います。仮に投資が失敗しても、懐が痛むのは自分だけですし、若ければ若いほど投資の失敗を取り返す時間が沢山あります。ですが、子育てしている夫婦の場合、スタートアップ企業に投資をして万一投資金額の何分の一の株価に下がったら、投資の損は配偶者の懐にも影響します。場合によっては、投資が原因で夫婦仲も悪くなる、なんてことになりかねません。
従って、夫婦で資産形成をするのに最適な資産形成方法は、リスク低めで、長期的に資産が増え、お互いにハッピーになる投資手法ではないでしょうか。それなら、S&P500 or オールカントリーのインデックス投資と日本の高配当株投資の組み合わせが最適です。
インデックスファンドへの投資のメリット
S&P500 or オールカントリーのインデックス投資には①手間がかからない②長期的には資産拡大する可能性が極めて高い③米ドルへの投資にもなっている、と言ったメリットがあります。
インデックスファンドに一括もしくは積立投資すれば、その後はほったらかしでOKですので、手間がかかりません。過去の歴史を見ても、S&P500 or オールカントリーのインデックス投資は、短期的には資産が減ることはあっても、中長期的には資産の増加が期待でき、投資リスクは低いと言えます(1965~2023年までのS&P500種株価指数の年平均リターンは10.2%)。S&P500 or オールカントリーのインデックスファンドは円ベースで表示されますが、米ドル建て資産です(円安になれば資産が増え、円高になれば資産が減る)。円建て資産だけに投資するのが不安な人には、S&P500 or オールカントリーのインデックスファンドへの投資は将来円の価値が下がったときのとても良いリスクヘッジになります。
またインデックス投資は、子供の教育資金を貯める手法としても非常に有効です。詳しくは、”子どもの教育資金どう確保しますか?インデックスファンドでしょう!”に書いてあるので、ぜひご覧ください。
ただインデックスファンドへの投資だけでは、インカムゲイン(継続的な収入)がないため、証券口座の数字が増えるだけで、豊かさが感じづらいことが欠点だと感じています。そしてその欠点を補ってくれるのが高配当株投資です。
日本の高配当株投資のメリット
高配当株投資には①安定した配当収入がある(夫婦のお小遣いになる)②株価下がっても配当は減らない③銘柄選定は面白い、と言ったメリットがあります。
高配当株投資では、企業から年に1-2回程度配当金が支払われます。仮に株価が大きく下落しても、減配や配当停止になることは、きちんとした銘柄選定をすれば、そうはありません(逆に極端な減配や配当停止になった際はその銘柄は売却したほうが良い)。また銘柄を吟味して、投資を行うのは、とても面白いです(少なくとも私にとっては)。高配当株投資はどの銘柄を選定するかで期待できるリターンは異なりますが、配当金とキャピタルゲインを合わせて年平均5%程度の成長は期待できます
インデックス投資では配当金は再投資することが複利の効果を働かせる上で好ましいと言われていますが、高配当株投資では、支払われる配当金は、夫婦のお小遣いとして、家族旅行やプレゼント代と言った楽しみに使うのが良いのでないでしょうか。勿論、配当金をまた新たな株式購入の資金として使うのもありです。が、私の場合は投資先からの配当金を、家族旅行や外食に使うのが、自分の懐痛まずに、家族の幸せにつながっている気がしてとても良い配当金の使い道のように感じています。
加えて高配当株投資は、将来の自分年金としてとても有効です。詳しくは”増配する高配当株で自分専用の年金を作ろう”に書いたのでご覧下さい。
まとめ
株式投資には様々な投資手法がありますが、夫婦での資産形成には、S&P500 or オールカントリーのインデックス投資と日本の高配当株投資の組み合わせがおすすめです。インデックスファンドへの投資、日本の高配当株投資、両方の良い面を享受できますし、片方だけでは足らないところを補え合えます。私もインデックスファンド投資と高配当株投資両方を行っていますが、かなり相性の良い組み合わせだと思いますよ。
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