株式投資を行う前に「何かで勉強したい」、株式投資をすでに始めているけれど「自分の投資の方向性が正しいのかを確認したい」と思っていたり、悩んだりしていませんか? 多くの先人たちの知恵が詰まっている良書を読めば、そんな悩みは解決します。
そこで今回は、株式投資歴10年超、数多くの投資の失敗を重ねてきた私が自身を持っておすすめできる10冊の本をお勧めします。これらの本を読めば、きっとあなたの悩みも解決するはずです。
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まずはお金やお金の考え方全般に関わる①~④の本を紹介します。
①【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学 両@リベ大学長
「自由な人を増やす」コンセプトのリベ大・両学長による著書。株式投資に割かれているページはそこまで多くはないが、「どうやってお金を貯め」、「どうやって稼ぎを増やし」、「どうやってお金を増やし」、「どうやってお金を守り」、「どうやってお金を使って豊かな人生を送るか」と言ったお金に関わる「5つの力」について実践的かつ丁寧に書かれている。初心者にも、すでに投資を始めている方にも誰おすすめできる良書。
②漫画 バビロン 大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則 ジョージ・S・クレイソン、坂野旭他
世界的ベストセラー、100年読み継がれるお金の名著「バビロンいちの大金持ち(The Richest Man in Babyron)」の漫画版。黄金に愛される7つ道具「収入の十分の一を貯金せよ」、「欲望に優先順位をつけよ」、「貯めたお金を働かせよ」、「危険や天敵から金を堅守せよ」、「より良き所に住め」、「今日からの未来の生活に備えよ」、「自分こそを最大の資本にせよ」と、お金と幸せを生み出す5つの黄金法則についてストーリーで説明してくれる良本。
③私の財産告白 本多静六
日比谷公園の設計や明治神宮の造園に関わった林業家・本多静六氏による著作。著者は独自の蓄財投資法と生活哲学を実践し、莫大な財産を築いた後、退官後は全財産のほとんどを匿名で寄付した人物。貧乏に生まれながら月給の4分の1を天引きし、貯金することで資産形成の第一歩とした。貯金や副業により投資のもととなる雪だるまの芯をつくり、堅実な投資を繰り返すことで莫大な財産を築く方法が書かれた著作。著者は職業の道楽化こそ人生最大の幸福であり、職業上の成功は、働く人自身だけでなく、周囲の人々にも人生最大の幸福をもたらすと説く。
④改訂版:金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 ロバートキヨサキ
著者は2人の父親がお金についてどのように考えていたかを示すことで、お金に関する重要な考えを記す。本書は金持ちになるためににはたくさん稼ぐ必要があるという神話を覆し、持ち家が資産だという信仰を揺るがす。ポケットの中にお金を入れてくれるものが「資産」で、ポケットからお金を取り上げるものが「負債」とする著者の定義は画期的。お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親に分からせ、お金について子どもたちに何を教えたら良いかを教えてくれる。経済的自由を目指す上で不動産投資を勧めているが、株式投資についても学ぶ点は多い。
次にインデックスファンドについてかかれた本2冊を紹介します。
⑤敗者のゲーム チャールズ・エリス
著者はプロのテニスの試合のようにウィニングショットでポイントが決まるのが「勝者のゲーム」なのに対し、いかにミスをしないかで勝敗が決まるのが「敗者のゲーム」であり、現代の投資の世界もいかに失点を少なくするかが利益を出す鍵である「敗者のゲーム」であると説く。そんな負けないための投資先として著者はインデックスファンドを勧める。インデックスファンドのメリットについてあらゆる側面から書かれた名著。
⑥ジェイソン流 お金の増やし方 改訂版 厚切りジェイソン
IT企業の役員兼タレントの厚切りジェイソン氏による著書。「支出を減らす」「残ったお金を投資に回す」「待つ」の3つの手順を踏み、「長期・積立・分散」投資であり、誰にでもマネできる再現性の高い投資手法であるインデックスファンドへの積立投資の有用性を説いた本。
次に日本株の高配当株投資について書かれた2冊の本を紹介します。
⑦新NISAで始める 年間240万円の配当金が入ってくる究極の株式投資 配当太郎
厳選した増配銘柄に投資し続け、その配当金を増やすことを目的とする「配当株投資」についての本。著者は「収益力の高い企業の株を持ち続け」、「配当金を得て」、「株の買い増しを行い」、「企業の増配を待ち」、「さらに別の高配当株を購入」の循環を繰り返すことを勧める。注目に値する「22の増配銘柄」、どのような組み合わせで株を買い進めれば良いのかについての「4つの理想的な組み合わせパターン」も紹介されている。「年間100万円の配当金が手に入る最高の株式投資」の第2弾。
⑧半オートモードで月に23.5万円が入ってくる「超配当」株投資 長期株式投資
高配当株ポートフォリオを作る上でのセクターごとの代表企業、死ぬまで持ちたい銘柄、10の指標等を詳しく解説している。具体的な銘柄解説も充実。高配当株投資を行う上で読んでおいて損はない。著者のシリーズに「オートモードで月に18.5万円入ってくる高配当株投資 ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた」「【超完全版】フルオートモードで月に31.5万円が入ってくる強配当株投資 経営戦略からほぼ永遠に儲かる企業を探す方法」がある。
次に著名な投資家による本を2冊紹介します。
⑨わが投資術 市場は誰に微笑むか 清原達郎
個人資産800億円超、長者番付1位になったこともある投資家・清原達郎氏による著書。個人が投資をするのであれば「大型株」よりも割安に放置されている「割安小型株」への投資を勧める。四季報を使い、割安株を見つける鍵となるネットキャッシュ比率の計算方法等が詳細に説明されている。
⑩花のタネは真夏に撒くな 日本一の大投資家・竹田和平が語る旦那的投資哲学 水澤潤
和製バフェットとも呼ばれる大投資家・竹田和平氏への長時間インタビューにより、いかに竹田氏が大富豪になったかを書いた著書。上がるのも、下がるのもまた株価かな、という達観したスタイルで「旦那」として企業応援する投資法が書かれている。
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